整理は必要な物だけを残し、
上手に暮らすために行う作業です。
生活に必要かそうでないかを
判断するためには自分の「ものさし」を
持っておく必要があります。
使用頻度で必要な物の目安を決める
①よく使うもの
毎日~毎週~毎月必ず使う物
〈キッチン・洗面用品・洋服…etc〉
②時々使う物
2~3ヵ月に一度は使うもの
〈来客用食器・お菓子道具…etc〉
③めったに使わないが、
必ず使っている(使う)物
〈ストック品・クリスマスツリー、
五月人形、ひな人形来客布団・思い出
・コレクション〉
これは、「必要な物」として残して
おいてよい物とします。
よくあるのは、鍋やザル、洋服や身に着け
小物類の中に、よく使っていると思い込んでいて、実際は「あまり使っていない」
「ほとんど使っていない」物がまじっていることがあります。
なぜ「あまり…」「ほとんど…」なのか、
それは「使いづらい」から。
同じ種類の物と比べ、使用頻度が
明らかに低い物は手放します。
手放す方法は「捨てる」だけでは
ありません。
・売る(リサイクルショップ・
フリーマーケット・バザー)
・譲る(親戚・知人・ボランティア
団体への寄付)
片づけが進まない理由の一つは
「もったいない」という気持ち。
自分にとっては不用品だけど、
誰かにとっては欲しい物。
捨てない片付け「再利用」という
選択もあります。
これなら「もったいない」という
気持ちも解消され片付けのハードルが
グッと下がりませんか。
娘に言われ「断捨離」をされた方の
投稿が新聞に掲載されていました。
「いろいろ処分しても何も不便を感じず
反対に物が減った分、使いやすくなり、
気持ちもスッキリ。部屋がとても快適に
なってきた」
台所の整理が終わり次は
洋服の整理に挑戦されるそうです。
心地よい空間からはプラスの
エネルギーを受取ることができます。
「ポジティブな自分」でいるために
「ポジティブになれる環境」をつくる。
片付けはとても効果的な手段なのです。