動線とは家の中で人が動く経路のこと。
動線が悪いと家の中を行ったり来たりと
時間や労力の無駄遣いの原因になります。
結果、常に時間に追われ心にもゆとりが
無くなりイライラした日々を過ごすこと
になってしまいます。
誰にとっても平等に過ぎていく「時間」
動線が悪いとどれほどの時間を無駄に
していると思いますか?
動線を工夫することで一つの動作が
5~10分は短縮できます。
仮に1日1時間短縮できれば1ヶ月で
30時間の短縮です。
これだけの時間ができたら何に使いますか?
そう考えると、絶対に良い動線にしたい
ですよね。
◆◇◆そのポイントは
①出来るだけ短く
②一つの動線上で家事や生活行為が完結する
③一つの動線で3つのパターンを組入れて
よりよい動線をつくることができる
◆◇◆動線の3つのパターン
①一連動線:ひとつの家事や生活行為を
一連の流れで完結できる
②しながら動線:ひとつの家事や生活行為をしながら、同時に別の家事や生活行為を行なえる
③特有動線:突然の雨や梅雨への対応動線(例:洗濯動線の場合)
◆◇◆買物から帰宅した場合の一連動線
①ガレージで荷物を車から降ろす
②玄関に入る
③キッチンで食材を収める
④食品庫にストック品を収めた後エコバッグを片づける
⑤洗面所で手を洗う
◆◇◆お洗濯のしながら動線
洗濯しながら洗面台やミニシンクでシミ取り、浸け置き、下洗いなどを行う
動線を考える時は、どこに何を配置すれば
無駄な動きがなく物が片付くのか
洗濯動線や帰宅動線などそれぞれの流れを
書き出してみます。
そうすると、動線上に必要な物の指定席が
明確になり使う場所に使う物が収まります。
次回は、暮らしの中の「見せ方」と
「隠し方」についてお話しします。
現状の住まいにストレスを抱えている方
これから家を建てる方
勉強会で、住まいに関する悩みを
私達と共有し、一緒に解決しませんか?
「これを知らずして家を建てるなんて…」
近藤先生の講義を受けて強く思います。
自分の命を担保(生命保険加入)にして
大切な家族のために建てた家。
失敗作にしてはなりませぬ。
少しでも「参加したい!」と思われたら
お気軽にお声をかけてください。。