世界幸福度ランキングのトップ１０のうち、半数を北欧諸国が占めています。2019年度1位から順にフィンランド、デンマーク、ノルウェーと続くのですが、物資が行き届き、戦争も無い長生きの国日本は、156カ国中58位という結果です。
そこにはどんな違いがあるのでしょう。上位を占める北欧では「小さな日常を楽しむ習慣」がありその日常を豊かにするための、家具や食器、日用品などのデザインにとことんこだわるという国民性があります。住まいは私たちが思っている以上に人生を変えてくれます。私たちのベースキャンプである住まいの幸福度を上げると、人生の幸福度もUP↗する。人生の幸福度を上げるには、住まいの幸福度を上げる↗。住まいの仕事に携わる人たちは責任重大です。その人の幸福を左右する一旦を担っているのですから。
住み始めてからわかることって沢山あります。「家の中のどこにいても幸せを感じる」そんな暮らし方をしている人がどれほどおられるでしょう。「収納」や「動線」がきちんと考えられていないと住まいの幸福度はどんどん下がります。
収納スペースの有効活用ができると、「物と上手に付き合える」ようになります。無駄のない動線は「心に余裕」が生まれます。ただし、どんなに物が片付いても殺風景な住まいでは味気なく、「小さな日常」を楽しむことはできません。自分のできる範囲で住空間を素敵に飾ることもお忘れなく。。
