中古でも新築でも、家づくりにおいて最も悩ましいのがコスト配分。宝くじでも当たって、潤沢な資金でも無い限りぶち当たる壁です。

新築の場合、先ずは土地探しから。ハウスメーカーや工務店さんにとっては、土地に予算を取られたくないのがホンネのところ、土地代＜建築費の図式。土地が決まった後、次に配分を迫られるのが、建築費vs外構費。圧倒的に削られることが多い外構（植栽、塀、ウッドデッキなどの建物以外の外部のこと）費用。外構で家の見栄えは決まると言われます。なのに後回しにされがちな部分です。

インテリアでも同じことが言えます。箱だけ完成しても、家具カーテン照明など暮らしを形作るインテリア無くしてはHomeになりません。家づくりの段階で、インテリアの事まで考えられる人が少ないのが現状です。

次に中古の場合、先ずは不動産会社で物件探しを始めます。予算ギリギリまで物件購入に充てるのか、改修工事費用分も頭に入れて物件探しをするのか。不動産会社は家の価格に応じた仲介手数料が法律で決められている一方で、建築会社は工事代金に応じて利益を得ます。不動産会社は、お客さんの予算の中で出来るだけ高い物件を購入してもらいたいし、建築会社はなるべく安い物件を買ってもらい高い工事をしてもらいたい。

同じ『住』に関わる業界でありながら、これだけの違いがあるのは、そもそも儲けのしくみが違うためです。

中古リノベをするのに物件から入ってしまうと、家を買って既に予算が無い状態で工事会社と接点を持つ。そうすると、出来る事が限られてしまいます。

限られた予算の中で、物件価格、内外装工事、インテリアそれぞれに初めの段階から予算配分することで、コストバランスのいい中古リノベを実現することができます。そうするには中古物件購入から改修工事までを一つの会社で行うことです。

また、工事完了後からのローン返済開始となるので、二重支払いによる家計の圧迫を防ぐことができます。自分達にとって納得のいく買い方を、いろんな選択肢をちゃんと理解した上で、どの買い方が最適なのか、暮らしに役立つ無料セミナーを開催しております。お気軽にご参加ください。

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