マイホームを購入する時は、チラシ広告で見た物件やインターネット検索をした後に不動産仲介業者に案内してもらうことになります。そして、新築・中古を問わず物件を探しているにもかかわらず何故か新築住宅ばかりすすめられてしまう時があります。

ネット上には希望エリアに他にも中古住宅が紹介されているのに「現在ご希望のエリアに中古住宅はありません」とか「こちらの新築住宅が絶対お買い得です」など、新築住宅ばかりすすめてくる担当者。

こういったケースでは、あなたが希望している住宅とは全く異なる住宅を、今後も紹介される可能性がありますし、実は担当者にとって都合のいい住宅を紹介されている可能性があります。

これはその新築住宅をあなたに買ってもらえた場合、目の前の担当者はあなただけではなくその新築住宅の売主の双方から物件価格×3％の仲介手数料を受け取れるからです。

また、あなたの希望に合っていない中古住宅を紹介される場合も要注意です。なぜなら、その中古住宅の売主さんは目の前の担当者に売却を依頼している可能性があるため、その中古住宅をあなたに買ってもらえた場合、やはりあなただけでなくその中古住宅の売主の双方から物件価格×3％の仲介手数料が受け取れるからです。

このように、あなたの希望に合っていない住宅ばかり紹介されている時は、仲介業者にとって都合のいい物件ばかり紹介されているかも知れませんし（単なる聞き取り不足の場合も…）本当はあなたの希望とは全く異なった住宅を買わされてしまう恐れもあります。

すぐに結論を出してしまったり、慌てて契約させられてしまわれぬよう慎重に検討されることをおすすめいたします。

ただし、あまり慎重になり過ぎて逃してしまう場合もありますので程々に。。